2013年05月20日

五月病について

五月病について

楽しいゴールデンウィークが終わり皆様もそれぞれの日常に落ち着いた頃だと思います。


毎年この時期に話題にのぼるのが

「五月病」もしくは「六月病」です。

六月病は会社によっては新入社員の研修が終わって本格的に業務に従事する時期がずれ込む場合があるからだそうです。

人間は環境の変化に少なからずともストレスを受けます。

たとえば、3月まで、学生であれば一生懸命に勉強し、社会人であれば年度末までの繁忙期を乗り切って、4月に入学、転勤、転職、引っ越し等で環境が一変する。

その後1か月ぐらいは緊張感を継続することが可能でも、新しい慣れない環境に適応するために日々それまで以上のペースで疲労が蓄積されていきます。

新しい環境に慣れるということは個人差はありますが非常にエネルギーが必要なライフイベントなのです。

そして、ちょうど今の時期、ゴールデンウィークが終わってしばらくたち、長い休み明けの日常に引き戻される5月中旬〜6月に、その蓄積された疲労を身体が意識的に感じることになるのです。

うつ病まで深刻な状態でなくても、似たような症状に陥る人が多いのはこのためです。

人間にとっての疲労とは「脳」と「身体」の両方にかかわります。

例えば、精神的にまったくストレスを感じないような人間関係が良好な職場環境だったとしても、長時間労働や出張が多いなどの身体的な疲労が蓄積されるとストレス物質が大量に放出されます。

また、同じ状況下によってもストレス耐性レベルには個人差があるので、ある人が大丈夫だからといって、他の人全員がその状況に適応できているとは限らないのです。

例えば、「居眠り」。

ただ単に睡眠不足の人もいれば、精神的に疲れている人、ナレコレプシーという難病の人かもしれません。

例えば、インフルエンザが流行っている中でまったく平気な人、杉花粉が多い日にマスクや薬無しで平気な人、ヘビースモーカーなのにがんにならない人、暴飲暴食するのに太らない人。

こころも同様に個人差があるのです。


新年度が始まってゴールでウィークが終わりしばらくたったこの時期。
6月は祝日もなく、梅雨の季節。


朝起きられない
仕事や学校に行きたくない
疲れやすい
眠れない、もしくは、熟睡感がない
動悸がする

やる気がおきない
思考力や判断力が明らかに低下している
何事にも興味がわかなくなる
無感動
イライラする

上記の症状が続いたとしても、ほとんどの方は1〜2週間位すると自然に元に戻ることが多いのですが、まれに、上記の症状が継続する場合があります。

上記の症状に加えて

焦燥感
不安感
後悔
音に敏感になる(TVがうるさく感じる等)
喉が乾く

といった、症状が新たに現れ、

その状態が一ヶ月以上続くようでしたら、放置せずに専門家に相談することをお勧めいたします。
posted by 武蔵浦和メンタルクリニック at 11:21| 埼玉 ☔| Comment(0) | 医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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