2020年05月19日

新しい日常って? 瞑想の活用




こんにちは。
武蔵浦和メンタルクリニックのカウンセラーです。

緊急事態宣言が解除された地域もあり、
今どのように生活を営んでいえば良いのか、
戸惑いを感じていらっしゃる方も多いことでしょう。

新しい日常と言われても、
日常をどう見たらよいのかよくわからないのが現状です。

日々情報が錯そうし、振り回されてしまいますね。

ここ最近特に、
瞑想やマインドフルネス瞑想が頻繁に取り上げられるようになっています。

なんだかスピリチュアルなイメージもあり、
抵抗を感じられる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、今感じている不安や緊張から距離を置くのに
とても役立つ方法でもあるので、少し紹介したいと思います。

一番手軽なものとしては、YouTubeなどでたくさんの動画が挙げられています。
そのガイドに従って実践してみるのが良いでしょう。

「瞑想」「マインドフルネス」と検索するだけで
たくさんの動画が出てきます。

中には一時間近いものもありますが、
10分瞑想などでも十分ですので、
最初は短い時間で試してみてください。

スマートフォンアプリでもあるようです。
(有料のものが多いようですが)


私たちは、
しなければならないことが心の大部分を占めると、
常に何かに追われているような感覚になります。

理由もなくソワソワしたり、
気持ちが波立ったりすることがあるでしょう。

こうした時に、
リラックスしようとするのは
容易なことではありません。

瞑想は基本的に、
意識を思考にではなく、
呼吸や身体感覚に向けます。

自分の呼吸に意識を向けることで、
それまで囚われていた考えや感情から
距離をとることができるのです。

という理屈はともかく、
興味のある方は一度試してみてください。

人によって合う、合わないはあるかと思います。
合わないのを無理して続ける必要はありません。
でももし合うようでしたら、
きっとこれからの生活の役に立つでしょう。


posted by 武蔵浦和メンタルクリニック at 14:35| 埼玉 ☔| Comment(0) | カウンセリング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新しい日常に対する五月病


こんにちは。

武蔵浦和メンタルクリニックのカウンセラーです。



4月の緊急事態宣言から始まり、
私たちは一か月かけて新しい環境への適応に努めてきました。
そして五月です。
五月病と呼ばれるような精神的な不調を感じやすい季節になりますが、
今年の五月は世界的な規模でのライフスタイルの変更を余儀なくされ、
変化へのストレスと疲弊から、
精神的な不調を感じる人が一層増えることが予想されます。

そもそも五月病とはどういうメカニズムで生じるのか。
私たちは新しい生活や環境に適応するために、
多くのエネルギーを消耗します。
不安や緊張に対処し、
新しい環境に慣れ、
自分の居場所や習慣を獲得していきます。
4月の一か月をかけて全力で取り組むわけですが、
当然疲労は蓄積します。
身体的にも、そして精神的にも疲弊し、
さらに本人がうまく環境に適応できないように感じられている場合に
うつ病のような症状が生じるのが
五月病です。

今年の五月は、
日本中、世界中の人が
新しい環境への適応での疲労を抱えています。

また、この先どうなっていくかわからないというような
曖昧、不確かさというものは、脳がストレスを感じやすいと言われています。

私たちが感じるストレスを段階的に分けるとすると
第一段階は緊急事態宣言直後で、
不眠や食欲不振、過食など、身体的な表れがメインです。
第二段階では、余裕がなくなる、イライラしやすくなる、集中しにくくなる、
第三段階では、事績的になり無力感が高まる、漠然とした不安感がある、
などと変化し、知らず知らずのうちに
精神的な疲労が蓄積されていきます。

精神的な疲労が蓄積されていくと、
これまでよりも少しのことで傷つきやすく、
立ち直るのに時間がかかりやすくなります。

以前は気分転換で、
まぁ、こんな時もあるさ、
と思えていたことも、
悲観的に受け取りやすくなり、
気持ちをなかなか立て直せなくなってしまいやすいのです。
 
ストレス下の脳では、
意識的に正常な思考や判断ができなくなる(頭が真っ白になる)
普段はしないようなミスをしやすくなる(極端な行動をとってしまう)
という誤作動を起こしやすくなります。
これはストレスにさらされた脳の反応によるものなので、
自分を責めたり周りを非難したりするのではなく、
まずは自分がストレスを感じているのだと
意識を自分の体に向けられると良いでしょう。

ストレスを自覚するということは、
言葉では簡単ですが、
非常に難しいことです。

一日に5分でも3分でも良いので、
目を閉じて、
自分の体のどこかに痛みはないか、
凝りや緊張はないか、
サーチしてみてください。

また、私たちはつい、
過去や未来にばかり目を向け
「今」という感覚を軽視しがちです。

過去の自分がどうであったか、
未来の自分はどうあるべきか、
過去と未来に縛られてしまうことで
「今、ここ」での自分を見失ってしまってはいないでしょうか。

先の見通しにくい今、
未来を想像することでかえって不安を高めてしまう人もいるでしょう。

「今」をきちんと体験できること、
ストレスの存在を否定せず、
当然あるものとして受け入れられる人、
そして今手元にある資源(家族や友人関係、本や音楽、オンラインなどのツール)から
楽しみや充実感、良い感情を引き出せる人が、
この長期化するストレスとうまく付き合っていける人なのかもしれません。


posted by 武蔵浦和メンタルクリニック at 14:34| 埼玉 ☔| Comment(0) | カウンセリング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする